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留学資金を借りる方法を徹底調査しました

留学の費用を貯めているという方は何の心配もありませんが、留学費用が無ければどこかで費用を工面しなければなりません。留学費用を何とかするには、やはり借入を利用するのが一番手っ取り早い方法です。
留学費用を借りる方法として、国から借りる方法や銀行で借りる方法など様々な方法があるので、どこで借りるのが一番おすすめなのかを紹介します。
留学費用はどれくらい必要?
留学をする際、短期留学でも最低100万円近くの費用がかかることになります。
国名 | 約3か月程度 | 約1年程度 |
---|---|---|
アメリカ | 60~80万円 | 250~300万円 |
イギリス | 60~100万円 | 200~300万円 |
カナダ | 50~90万円 | 200~300万円 |
学校の授業料や現地での生活費や諸費用を含めた金額ですが、短期留学でも最低100万円近くの費用が必要になります。留学先の国や学校などで違いはありますが、余分目にお金を借りておけば、留学先での不安がなくなります。
公的機関で留学費用を借りる
日本政策金融公庫には一般貸付(国の教育ローン)として、学生の保護者向け、または社会人がお金を借りるためのローンが利用できます。
申込者は保護者が対象になりますが、借入限度額は海外留学資金の場合一定条件を満たせば最大で450万円、年1.76%(平成29年11月10日現在)の固定金利((世帯状況により金利の優遇があります)で利用できます。
利用目的
返済期間は15年と長期返済が可能で、以下の条件を満たせば申込が可能です。
融資対象になるのは、修業年限が原則6ヵ月以上在籍するための資金で、大学、大学院(法科大学院など専門職大学院を含みます。)、短期大学、専修学校、各種学校、予備校、デザイン学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校の高等部、外国の高等学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院(原則6ヵ月以上の留学に限ります。)
その他職業能力開発校などの教育施設へ就学する事が条件になります。
利用条件
世帯収入が一定条件以下の世帯
子供の人数 | 世帯年収(所得) |
---|---|
1人 | 790万円(590万)以下 |
2人 | 890万円(680万)以下 |
3人 | 990万円(770万)以下 |
4人 | 1,090万円(870万円)以下 |
5人 | 1,190万円(970万円)以下 |
※括弧内の金額は事業所得者の場合の所得上限額です。
※世帯年収(所得)には、世帯主のほか、配偶者等の収入(所得)も含まれます。
教育ローンの使い道
教育ローンの使い道は、学校納付金(入学金、授業料、施設設備費など)や受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費・宿泊費など)、在学のため必要となる住居費用(アパート・マンションの敷金・家賃など)、教科書代、教材費、パソコン購入費、通学費用、修学旅行費用、学生の国民年金保険料など、学生生活を送るために幅広く利用できます。
日本学生支援機構の奨学金
日本学生支援機構の奨学金は、借与型と給付型がありますが、奨学金を利用する場合借与型になります。
奨学金 | 申込資格 |
---|---|
第一種奨学金(海外協定派遣型) | 平成28年度以降の海外留学支援制度(協定派遣)の給付を受ける学生のうち、3か月以上1年以内の期間で短期留学する学生 |
第一種奨学金(海外大学位に学位取型) | 成29年度以降の海外留学支援制度(大学院学位取得型)の給付を受ける者(大学院生)
※在学採用の場合は現在給付を受けている者(大学院生) |
第二種奨学金(短期留学) | 期留学をする者で、下記のいずれかに該当する留学。
|
第二種奨学金(海外) | 海外の大学・大学院に進学する前に申込む「予約採用」と海外大学、大学院に在籍している人が申込む「在学採用」を行っています。
「予約採用対象者」
「在学採用」
|
(平成30年1月現在)
第二種奨学金(海外)の対象になるのは
- 勉学意欲がありながら、経済的理由により進学に困難がある。
- 学位取得を目的として積極的に海外の大学に進学を希望する。
- 海外の大学を卒業する能力を有することについて在学学校長の推薦がある。
海外留学の目的が、学位取得を目的としているので、留学先は大学、または大学院になります。
第二種奨学金の申込資格
申込資格は、国内の高等学校や中等教育学校の後期課程や特別支援学校の高等部及び専修学校の高等課程、短期大学、高等専門学校、専修学校の専門課程、国内の大学から海外の大学へ進学(入学又は編入学)を希望している学生で、優れた資質を持ち、経済的な理由で修学に困難があると認められる学生が対象になります。
ただし、短期大学だけに進学する学生の場合は対象になりません。
いくら借りられる?
奨学金は、留学している期間毎月一定額が借与されます。金額は留学先の学位によって違ってきますが、大学の場合は3、5、8、10、12万円の中ら選択できます。其の為、10万円に設定した場合、4年間で480万円の借与になります。
借与は毎月一定額ですが、入学時など一時的にまとまったお金が必要になった時は「留学時特別増額借与」で10・20・30・40・50万円のいずれか借与を受けることが出来ます。
返済は借与総額によって割賦金の基礎額が変わりますが、計算式は、借与総額÷割賦金の基礎額=返済年数で計算します。
金融機関の教育ローンを利用する。
公的機関の留学融資制度の制限などで、「国の教育ローン」や「奨学金」の要件に当てはまらない場合は、一般金融機関の「教育ローン」や「目的別ローン」を検討するのもひとつの選択肢です。
「教育ローン」は文字通り各金融機関が用意している、教育を目的としたローンで、公的機関のローンより少し高くなりますが、金利は3~5%程度と金融商品の中でも低めの金利で利用できます。
「目的別ローン」も、利用目的に応じて利用できるローン商品で、「教育ローン」が用意されていない場合は「目的別ローン」で借りることが出来ます。
各金融機関により融資条件が異なるので、それぞれのローンを比較検討して借入先を決めるのがポイントです。
銀行名 | 金利 | 融資限度額 |
---|---|---|
三井住友銀行(教育ローン)無担保型 | 3.475%(変動型) | 10万円~300万円 |
三井住友銀行(教育ローン)有担保型 | 2.975%(変動型) | 50万円~3,000万円 |
三菱UFJ銀行ネットDE教育ローン | 3.975%(変動型) | 30万円~500万円 |
りそな銀行教育ローン | 2.975%
(住宅ローンを利用中の方) |
最大500万円まで |
住信SBIネット銀行MR.教育ローン | 1.775%~3.975% | 10万円~1,000万円 |
教育ローンの利用にあたっては、給与振込みや公共料金の引き落とし口座にしているなど、申し込み先の銀行との関わりがあると、金利が優遇されているローンもあるので、少しでも有利に借りる為にも申込前に調べておく必要があります。
ただし、教育ローンも申込む本人が仕事をしていなければ申込は出来ないので、両親が申込む事になります。
クレジットカードを利用する。
カードローンは海外で利用する事が出来ませんが、クレジットカードは海外でもお金を借りる事ができます。クレジットカードは多くの信販会社から発効していますが、アコムの「ACマスターカード」がおすすめです。
「ACマスターカード」は大手消費者金融で申込が出来るカードで、キャッシング枠がメインのクレジットカードで、もちろん海外でもクレジット機能を使ってお金を借りることが出来ます。
また「アコムACマスターカード」はクレジットの利用限度額は最大で300万円、クレジット機能とキャッシング機能を合わせた利用限度額は最大800万円まで、高額利用が可能です。
クレジットカードにはオプションなどは付けられませんが、単純にクレジット機能だけが有ればよりというかたにおすすめのカードローンですが、公的機関の教育ローンや銀行の目的別ローンと比べて、金利が高くなるので長期利用はおすすめ出来ません。
しかし「留学先で何が起こるかわからないから念の為に持っておきたい」という方はアコムの「ACマスターカード」をおすすめします。

まとめ

本人が申込をして、両親にお願いして借りてもらったり、本人の責任で借りたりするという事になりますが、どこで借りるにしても重要なのは、しっかりと返済計画を立てて借りる事が重要で、返済に負担がかからないようにしなければなりません。
公的機関やノンバンク(消費者金融や信販会社)、銀行などでお金を借りる時は金利や利用条件を比較してから借入先を決める事が重要です。
どの消費者金融から借りてよいのか分からないという方は、3つのパターンから自分に合った選び方を探してみましょう。
1.即日でお金を借りたい方
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2.銀行系のカードローンで借りたい方
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