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借金する事がやめられないのは病気なの?
会社に勤めて毎月給料をもらい、普通に生活を送っている人にとって、お金を借りるという事は勇気がいる事です。どれだけ生活が苦しくなっても、出来るだけお金を借りる事を避けたいと思うものです。
しかし、身内や知人、消費者金融などから借金を一度してしまうと、なかなか返済が進まず、返済のために新たな借金をするという事を繰り返してしまう人たちもいます。
また、一度借金をしてしまうとそれが癖になり、せっかく完済したとしても、また借金を作ってしまう人もいます。
このようにお金を借りるという事が、アルコール依存症と同じように、借金依存症になってしまった人も少なくありません。
そこで今回は、そもそもなぜ借金をしてしまうのか、その借金癖を治すことが出きるのか、借金依存症になった場合の対処法などを紹介します。
借金する人に見られる4つの特徴
楽観的すぎる
それは「自分自身が追い込まれない」と気づかない「楽観的すぎる」という事です。「何とかなる」とか「まだ大丈夫」というような、自分に暗示をかけるように言い聞かせますが、気がついた時は身動きがとれなくなってしまっていた、というタイプの人も多いようです。
身動きが取れなくなった状況から少しでも楽になるように、新たな借金を重ねてしまうのが借金癖のある人の特徴と言えます。
自分に甘すぎ
他にも借金癖がある人の特徴と言えるものはいくつかありますが、共通して言える事は「自分に甘い」と言うのが借金癖から抜け出せない原因です。得てしてこういうタイプの人は、「自分に甘く他者には厳しい」傾向が見られます。
また、何かと言い訳をするのも共通しています。
見栄っ張りでプライドが高い
良く言えば人がよく、面倒見のよい人です。プライドも必要ですから、決して悪いわけではありません。しかし、必要以上に自分を大きく見せているといつか破綻が来ます。
また、人柄がよいのでここにつけ込む人も少なからずいるでしょう。分相応に振る舞うことで、本来の自分を取り戻せます。
お金の管理が苦手
謝金癖の最大の原因はここに行き着くかもしれません。
借金を重ねるということは、楽観的すぎたり見栄っ張りということもありますが、ただそれが事実だとしてもお金の管理ができるのであれば、何とかなるものです。
きちんと家計簿を付ける必要はありませんが、せめて財布の中のレシートはチェックしましょう。まず、意識を変えていくところから始めるのをおすすめします。
借金を繰り返すのはもはや病気だと思っていい!
借金を繰り返す息子や借金を重ねる旦那を見て周りの人は、
- 「育ちが悪い」
- 「借金依存症の家族」
だと噂する人もいます。借金癖のDNAがあるとでも言いたいのでしょうか。本人はこのことで本当は、苦しんでいるかもしれません。
置かれている背景にいろんな事情があると思いますが、繰り返す借金はもはや病気だと思います。借金癖もギャンブル癖も一種の依存症です。
オトナの発達障害は意外と多い
- 人との距離感がうまくつかめない
- 社会性が身につかない
などといったオトナの発達障害の人はいます。
コミュニケーションが苦手な人をアスペルガー症候群などと言い、社会的にも取り上げられていますが、知的障害はありません。
生活全般になにも問題はありませんが、理解度の低さは少なからずあるようです。コレが何を意味するのかというと、先ほどあげた「お金の管理」能力へと繋がります。
その場での現金支払いは問題なくても、月をまたぐ支払い、たとえばクレジットカードであったり、長期的なローン返済に関しては苦手の傾向が見られるようなのです。
目に見えるものは大丈夫でも目に見えない出来事の理解度が低く、これが借金を繰り返す要因になるとも言われています。
繰り返し借金をしてしまう理由
借金をしてしまうまたは、借金に依存してしまう人の理由は人それぞれに違います。消費者金融の調査研究のデーターによると「生活費の補填」という理由で借りている場合が最も多いです。
中には会社をリストラされたり、子供の養育費や住宅ローンなどで生活費が圧迫されたりして借金をしてしまう場合もあります。
最初は「この程度のお金なら借りても返済できるから大丈夫!」と思って気軽に借りる人も少なくありません。しかし、毎月の不足分として数万円ずつ借りているうちに、いつの間にか借金膨らみ、借金返済ができなくなったという人もいます。
一度借金をしてしまうと、借金することに慣れてしまい、繰り返し借りてしまうようになることが多いです。
特に、生活費は毎月の事なので、このパターンの場合は借金を返していく事は難しく、他からの収入が増えない限り、単に借金を積み上げていくだけになります。
その次に多いのが、買い物依存症や、ギャンブル依存症になってしまったために、借金依存症になっているという場合です。
買い物依存症は毎日の生活を送るための買い物ではなく、「買い物する事自体を目的」としているので、買い物をすることが止められない状態になっているのが買い物依存症 です。
買い物依存症の原因として考えられるのは、身体的な病気や治療薬などによる副作用、ストレス、更年期障害や精神的な病があります。ストレスを発散させるつもりで衝動的に買い物をするのですが、買い物をした後は自己嫌悪に陥るのも特徴です。
ギャンブル依存症の実態
ギャンブル依存症は500万人以上とも、推測されています。アルコールもそうですが依存症にまで陥れば、自分の意思を持って何とかできるレベルではないようです。
脳の神経伝達物質ドーパミンが関与することから、ギャンブル依存症が生活習慣になると危険な状態になります。
朝から夜までパチンコ店で過ごし、パチンコをするための資金を借りてまで用意しようとするのはギャンブル依存症になっていると思って間違いありません。
借金依存症は軽い気持でお金を借りる事から始まる
借金依存症の始まりは気軽な借金から始まると言われています。気軽な借金とはたとえば、キャッシングやカードローンなどで少額のお金を借りる事です。少額融資を受けても、殆どの人はすぐに返済して、それで終わります。
中には簡単に借金が出来ることに味をしめてしまい、繰り返し借金をしてしまう人も少なくありません。1度目より2度目、2度目より3度目と、徐々に借りるお金も増えていき、気がついたときは借金依存症になっていたというケースが多いようです。
また、借金をしている本人も借金の状況については把握していないことが多く、普段は借金をしないように気をつけていても、ちょっとしたストレスなどで衝動的に借金を重ねてしまいます。
このように、借金をしているという自覚がないので、限度額いっぱいまで借金をするようになり、やがて返済が出来なくなり、自己破産へ追い込まれる事になります。
借金癖は病気!借金依存症になった時の対処法はカウンセリング
借金依存症は精神疾患の一つで、精神科病院で治療を受けることができます。治療のメインはカウンセリングで、医師がひたすら患者の話に耳を傾けることによって治療する方法です。
「そんなことで借金依存症が治せるの?」と思われるかもしれませんが、患者は医師に話を聞いてもらえた、自分を理解してもらえたという事で安心します。借金にかぎらず依存症の治療にあたっては、この経験を積むことが非常に大事と言われています。
ただ、カウンセリングを受けるだけでは症状が出ないようにすることは難しいようで、一般的には「依存出来ない環境にする」という事も合わせて行います。
例えばギャンブル依存症なら、パチンコ屋の前を通らないようにする、アルコール依存症の人ならお酒売り場や歓楽街に近づかないようにする事で、依存症を治す事が出来るようです。
まとめ
では借金依存症の人はどのような方法で抜け出す事が出来るのでしょうか?
買い物依存症やアルコール依存症などその他の依存症と同じで、一口で言うと借金できない環境に身を置けば、自然と借金グセは抜けていきます。
借金が出来ない環境を作る一番いい方法は債務整理です。債務整理を行うと個人信用情報機関に金融事故者であるという事が登録され、借金ができなくなります。
この期間中に借金グセを抜いてしまう方法で、期間は5年から10年と治療機関としては十分あるので、時間を欠けてゆっくり治療する事が出来ます。
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