キャッシングを利用している人の中には、複数社からの借入をしてしまい、気が付くと毎月の返済が苦痛になっているという方も少なくありません。そんな時に利用したいのが「おまとめローン」です。
「おまとめローン」は多重債務から解放されたいと思っている人の救済処置として利用できるローンです。
中でも「中央リテール」はおまとめローン専門の中小消費者金融で、口コミなどでも審査が通りやすいと定評があります。大手消費者金融や銀行でおまとめ出来なかった方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
この記事の目次
中央リテール「おまとめローン」の特徴
会社名 | 中央リテール株式会社 |
---|---|
略称 | 中央リテール |
法人/個人 | 法人 |
事業内容 | 総合金融業 |
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂2-25-7-6F |
電話番号 | 03-6415-1280 |
登録番号 | 東京都知事(4)31283号 |
加盟団体 | 日本貸金業協会会員005560号 |
中央リテールは「おまとめローン専門」業者です。複数社からの借入を一本化したい方におすすめです。
大手消費者金融のように支店はなく、東京のみに存在する業者です。契約には来店が必要になります。
ただし多重債務者のための「おまとめローン」がウリですから、審査自体はかなり柔軟に行われています。このローンを申し込むために、全国各地から来店されるほど人気になっています。
おまとめローンについて
「おまとめローン」とは、消費者金融やクレジットカードのキャッシングによって多重債務に陥ってしまった人に対して、ローンを1本化するというものです。
一般の消費者金融であれば、他社からの借入額が多かったり、借入件数が多いと審査に通らないことがあります。しかしおまとめローンはそもそも多重債務者向けですから、そのような場合において審査が有利になる傾向があります。
中央リテール「おまとめローン」の申込条件
中央リテールのおまとめローンを利用するには、下記の条件を満たしている必要があります。
- 他社借入が5件以上
- 借入金額が200万円以上
- 必ず店舗に出向くこと
- 信用情報で確認できる借入の返済以外の用途で使用しないこと
- 2カ月以上の延滞や金融事故を起こしていない
- 事業主ではないこと
借入件数や借入額が多いほど審査に通りやすい
大手消費者金融では、おまとめローンといえど他社借入件数や借入金額が低めなほうが審査に通りやすい傾向ににあります。
しかし、中央リテールの場合は、借入件数5件以上かつ借入金額200万円以上、つまり借金が多いほど審査に通りやすくなります。
このことから中央リテールは、高額な借金をしている方向けの商品といえます。
絶対に店舗に出向く必要あり
中央リテールのおまとめローンで借りるには、必ず直接店舗に出向かなければなりません。店舗は東京にしかなく、平日18時までなのでなかなか地方から出向くことは難しいかもしれません。
そのため店舗に出向くことが難しい人は審査に通らない傾向があるようです。地方の人やサラリーマンは難しいかもしれません。
返済以外の用途では利用できない
おまとめローンは、借金の返済専用のローンであるため、カードローンのように自由に使えるものではありません。借りたお金で今までの借金を完済した後は、そのお金を返済していくことになります。
また、対象となる借り入れは信用情報で確認できるものに限られます。個人間での貸し借りや闇金などで借りたものに対しては利用できません。
金融事故を起こしていると審査に不利
中小消費者金融は、金融事故を起こしてブラック状態になっている人でも融資してもらえる可能性があるという特徴があります。
とはいえ、いくら中小消費者金融でも、延滞中であったり債務整理をしたばかりの方を審査に通すことはありません。特に、おまとめローンという性質から高額融資になりやすい中央リテールは、事故情報に対してはかなり厳しいと思われます。
多くの借金を抱えていても延滞などの金融事故を起こさないように、しっかり返済していることが重要です。
中央リテール「おまとめローン」申込から融資までの流れ
借入上限額 | 無担保おまとめローン:最高500万円 不動産担保おまとめローン:最高3000万円 |
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利率 | 無担保おまとめローン:年率10.95%~13.0% 不動産担保おまとめローン:年率8.2%~9.8% |
返済期間 | 最長10年(120回) |
申込方法は、インターネット申込と電話からの申込になります。インターネット申込は24時間受付をしていますが、電話での申込は営業時間が平日の午前9時から午後6時までとなっているので、その時間内に申込む必要が有ります。
また、不動産担保おまとめローンの場合は電話での申し込みしか受け付けていません。
審査の流れ
- ホームページから申込書に記入して送信します。
- 返済契約などを担当者と相談、審査が行われます。
- 審査結果の連絡が入ります。
- 担当者と相談の上、契約日を決定します。
- 必要書類を持参して中央リテール店舗に行き、必要書類を確認後、契約手続きを行います。
- 契約終了後、融資金を渡されるので、当日中に借り入れ各社を完済して終了となります。
- その後は、中央リテールへ返済していきます。
審査にかかる時間
- 審査時間は最短2時間
- 融資実行まで最短1日(翌営業日)
審査時間は最短2時間です。融資までの時間においても最短1日(翌営業日)となっています。即日融資には対応していませんが、他社でもおまとめローンの即日融資はないので、融資実行の時間は比較的早い部類になるのは間違いありません。
中央リテールは「在籍確認なし」で借りられる?
在籍確認は必ずあります!
中央リテールのおまとめローンでも在籍確認は行います。在籍確認を代替書類などで済ませる消費者金融もありますが、中央リーテールは職場への電話連絡があります。
周りにバレないかと心配されているのなら、大丈夫!担当者の個人名で名乗りますし、在籍確認も本人が電話に出られなくても問題ありません。あくまでも、本当に記載されたところに勤めているのかの確認です。
審査に落ちる原因
審査落ちの原因として考えられるのは、
- 虚偽の報告
- 収入が不安定
- クレジットヒストリーが悪い
- 他社申込件数が多い
といったことが想定されます。
また、収入が安定していない人も審査に通るのは厳しいでしょう。収支バランスを見るので、極端に偏っていれば審査落ちの可能性は高いです。
気をつけていただきたいのは、同時に複数社へおまとめローンの申し込まないことです。もし、1ヶ月で4社以上申込を行っているのでしたら、半年間は空けた方が良いでしょう。
申込をしても「申込ブラック」としてはじかれてしまう可能性が高まります。
中央リテール「おまとめローン」のメリット
おまとめすることで、下記のようなメリットがあります。
- 返済の管理がしやすい
- 支払日を1回、支払先を1箇所にできる
- 金利が低くなる
多重債務であれば借入であれば毎月の金利だけでも相当な金額となるのは予測できますが、現在の金利より低い金利でまとめることができれば楽になります。さらに支払い回数や支払先をひとつにまとめることで、管理もしやすくなるでしょう。
「おまとめローン」は消費者金融や銀行が積極的に取り組んでいます。消費者金融から融資を受ける時は、総量規制で年収の3分の1以内と制限があります。
しかし、総量規制には「除外」項目や「例外貸付」のように総量規制の対象外になる貸付があり、その中に「顧客に一方的有利となる借換え」という項目があります。
たとえば、現在の金利より低い金利に借り換える、複数他社5件の借入をひとつにまとめる事で金利が下がる、といった場合は年収の3分の1を超えていても、審査で返済ができると判断できれば融資をしてもよいというものです。
中央リテール「おまとめローン」のデメリット
最後の砦と呼ばれる中央リテールですが、デメリットも存在します。それは、契約するときは、本社の東京まで行かなければならないことです。支店もないため遠方の人にとっては、往復の交通費を考えると痛いデメリットになります。
また、遠方からの来店であれば1日仕事を休むことになります。その労力や交通費を考えても契約したい人が、中央リーテールのおまとめローンを利用します。
そして融資を受けた後は、担当者と一緒に借入先を訪問して返済していきます。本気で対応しますので、手軽く「おまとめローン」でまとめたいという人には、おすすめできません。
中央リテール「おまとめローン」の返済方法
返済は銀行口座振込のみとなっています。返済期日は、利用者が任意で決めることができるので、給料日後など確実に返済がしやすい日に設定しておきましょう。
中央リテールで利息を軽減し負担を少なくするには
- 申し込みを行う前に必ず返済シミュレーションを行うこと
- 現在借入している金利と中央リテールの金利差に注目すること
- 繰り上げ返済は積極的に行うこと
中央リテールのおまとめローンを利用する人は、基本的に多重債務に苦しんでいる人ですから、その苦しみが軽減されないければ意味がありません。
しかし必ず利用前に返済シミュレーションを行って、どのくらい支払額が低くなり、利息はどれくらいになるのか押さえておきましょう。
繰上返済の仕方
毎月の返済とは別に追加で支払う繰り上げ返済は、中央リテールでも可能です。余裕があるときに不定期でも良いので、積極的に繰り上げ返済を行っていきたいところです。
8年(96回払い)で上限金利13.0%の場合の毎月返済額
借入金額 | 返済額 |
---|---|
100万円 | 18,807円 |
200万円 | 33,615円 |
300万円 | 50,422円 |
上の例をとると100万円の借入で毎月の支払額は、16,807円です。これを不定期でよいので余裕のあるときにでも、10,000円でも20,000円でも繰り上げ返済をしていきましょう。利息の軽減と返済期間を短縮することができます。
中央リテール「おまとめローン」の気になる口コミは?
- 4社でもまとめることができた
- 審査も速く問題なし
- 親身になってくれた
- 債務整理で融資はしてくれない
- 転職したばかりだったからか審査に落ちてしまった
おおよそこのような口コミ評判となっています。
「中央リテール 5ch」の評判を検証してみると様々です。否定的、肯定的な口コミはもちろん、真偽は定かではありませんがちょっと怪しい情報もあったりします。
また、口コミであったのが『中央リテールは弁護士を紹介する』というものや『闇金である』などといった怪しい情報です。ひとつずつ見ていきます。
中央リテールは弁護士を紹介する
5chの口コミを見ればわかりますが、様々な意見が寄せられています。好意的な意見よりむしろ否定的な意見が多いのですが、真偽は定かではありません。
中には、詳細なことが書かれていることがあり中の人にしかわからない内容もありますが、しかし概ねは審査に落ちた人のネガティブ意見が多いのも確かです。
審査に落ちた理由ですがこれもケースバイケースとは言え、他社の借入利用状況が極端に悪い例が多く見受けられました。
このような場合は貸し倒れのリスクを考えて保証人を立てて審査に通すか、もしくは審査落ちさせるかのどちらかでしょう。
また中央リテールは対面審査を行いますが、相談担当者は貸金業務取扱主任者の国家資格取得者です。今後のムリのない返済計画などは把握済みです。そういう意味では貸し倒れのリスク有りと思えば、債務整理の提案をすることだって考えられます。
そのことで尾ひれが付き、「中央リテールは弁護士を紹介する」となったのなら本末転倒です。
中央リテールは闇金である
中央リテールは、登録番号や加盟団体もある正規の貸金業者です。ただ、闇金業者がHPの内容などを真似てそれらしく見せている場合もあるので注意が必要です。
しかしながら、闇金は金融庁のデーターベースに記載されないため「貸金業登録番号」もありません。データーベース照合をすれば闇金かどうかはすぐにわかります。
ですが、相手もなかなか食わせ物で本家中央リテールの住所や登録番号を使う場合もあるようです。そのようなときは、電話番号をチェックしてください。もし、電話番号が携帯番号であれば闇金です。
中央リテール「おまとめローン」に関するQ&A
ショッピングリボ払いにも対応しているの?
中央リテールのおまとめローンは、貸金業法に基づくおまとめローンです。よって、クレジットカードのショッピング枠によるリボ払いには対応していません。
キャッシング枠を利用して借入れた場合は、おまとめできます。
- キャッシング枠は貸金業法
- ショッピング枠は割賦販売法
基本、貸金業法に基づくおまとめローンはクレカのショッピングリボには対応しないため、おまとめで一本化したいのなら銀行でまとめることになります。しかし、昨今の銀行は過剰融資問題で自主規制を行っていますので、大口融資になるおまとめは厳しいでしょう。
クレジットカードのショッピング枠をまとめたい場合、消費者金融で対応しているのはアイフルのみとなっています。
おまとめローンを中央リテールでさらにまとめたい
すでにまとめた借金をさらに中央リテールでまとめる、ということはできません。
おまとめローンは、借金を一本化するためのローンです。一つのローンを別のローンに移動させる場合は借り換えとなりますが、中央リテールは借り換えには対応していません。
おまとめと借り換えの相違点
おまとめと借り換えは同じ意味合いで使うこともありますが、基本は以下のように覚えておくと良いです。
- 複数を1社にまとめるのを「おまとめローン」
- 1社から他社へ乗り換えるのを「借り換えローン」
中央リテールは、借り換えローンやフリーローンは扱っていないので、他社で借り換えを検討することになります。ただ、おまとめ後の他社の借入や借り換えは可能ですが、おまとめローン後の残高と新たに借入れる金額は、合わせて年収の3分の1内となり総量規制が適用されます。
年収の3分の1以上の借入があるのなら、事前に繰り上げ返済をしておまとめローンの残高を減らしておくことをおすすめします。
おまとめ後の他社借入の審査は厳しい
おまとめローンを行ったことは審査でも共有されますし、おまとめ後に新たに借り入れする場合は審査は厳しいと思った方が良いでしょう。
まとめ
中央リテールはおまとめ専用ローンなので、柔軟に対応してくれます。ただし、審査は厳しめですし、契約後はクレジットカードやカードローンは解約しなければいけません。
また、契約時には東京まで出向いていくことになるので、地方在住者は往復の交通費も大変です。その上、土日が休みのため平日の時間調整も必要になります。
しかし、本気で借金を何とかしたいと考えている人には親身になって相談に乗ってくれるので、借金で大変な思いをしているのなら検討してみるとよいでしょう。
どの消費者金融から借りてよいのか分からないという方は、3つのパターンから自分に合った選び方を探してみましょう。
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